中国商務省は28日、修正後の生物用品とその関連設備や技術の輸出管理リストを公布しましたが、このリストは、サーズウイルスを含む13のウイルス、毒素、細菌とその関連設備などを輸出禁止物として新たに加えています。
2003年の春、中国大陸と香港、台湾はいずれも新型肺炎・サーズに襲われ被害が出ましたが、商務省の崇泉報道官はこの日、「中国が生物用品の輸出管理を強化し、その範囲を拡大するのは、これら伝染病の世界への拡散とテロリスト取締りに適応するためだ」と強調しました。