中国の大手電器店「国美電器」の黄光裕社長と「永楽電器」の陳暁社長は24日、上海での共同記者会見で、国美と永楽の合弁を発表しました。この合弁はこれまで、中国最大規模となります。
永楽はすでに「大中電器」を買収しているため、国美と永楽の合弁は実質的に三社の合弁となります。今後は、三社を合わせたチェーン店が900軒を超え、年間売上高は800億元に上る見通しです。
国美と永楽の合弁により、中国のもう一つの大手電器店「蘇寧電器」の株価は24日小幅な下落を示しました。これに対し、蘇寧の関係者は、「永楽の大中に対する買収は成功したとは言えないため、蘇寧は永楽を買収しなかった。蘇寧の業績は国美や永楽を上回っている。家電小売業の利潤は高くないので、人材や管理など一連の問題が大切だ」と語りました。(07/25 新華ネットより 訳:劉叡琳)
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