7月18日昼、9ヵ月半にわたって航行しているスウェーデンの帆船『イエーテボリ号』が中国の南の広州埠頭に接岸しました。笑顔しながら船室から現れたスウェーデンのカール16世グスタフ国王と王妃は、地元の人々からの熱烈な歓迎を受けました。
『イエーテボリ号』は、1ヵ月間広州滞在する予定です。中国スウェーデン両国は広州で文化、観光、経済貿易などの交流と協力を行っています。スウェーデンの賓客は、広州の名勝旧跡を遊覧し、また、広州の中学生、小学生は『イエーテボリ号』を見学したり、航海知識を学習し、船員たちと交歓会を行なうことになったいます。
18世紀中期には、スウェーデンの船『イエーテボリ号』はかつて3回にわたって広州を訪れたことがあり、中国とヨーロッパの貿易と中国スウェーデン両国の文化、経済、貿易の使者となりました。去年10月、元の船を新しく作り直した『イエーテボリ号』は、スウェーデンのイエーテボリ市から出航し、スペイン、ブラジル、インドなどの地域を経由し中国の広州に到着したものです。
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