中国商務省の責任者は13日、「日本が実施している『ポジティブリスト』が中日農産品の貿易に強い影響を与えたため、中国はこれに重大な関心を持つ」と指摘しました。
5月29日から日本が『ポジティブリスト』を実施して以来、中国の日本に対する農産品の輸出が大幅に下落しました。
『ポジティブリスト』とは、残留基準が示されていない農薬や化学物質が検出された食品の日本で流通をすべて禁止するものです。
この責任者は、「『ポジティブリスト』は、食品安全に関係があるとともに、貿易公平の問題であるがゆえに、中国の企業と農民たちの利益に関わっている。中国は、食品安全を確保し安定な貿易を維持する原則のもとで、できるだけ早く有効な協議に達し、両国農産品貿易の安定かつ健全な発展を促したい」と語りました。
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