リトアニアの首都ビリニュスで行われている第30回世界遺産会議は12日、中国の「四川ジャイアントパンダ生息地」を国連ユネスコの『世界遺産リスト』に登録することを決めました。ジャイアントパンダ生息地を世界遺産として申請する動きのは、2000年から始まり、国務院の許可を経た後、2005年末、国連世界遺産センターに正式に申請を行いました。
四川ジャイアントパンダ生息地は主に大渡河と岷江の間に位置し、全体の面積は9510平方キロで、その中心の面積は5370平方キロです。
この生息地は、豊富な生物と美しい自然環境に恵まれ、全世界の30%以上の野生ジャイアントパンダが生息しています。
現在四川省には合わせて1206頭の野生ジャイアントパンダが生息しており、これは全国総数の76%を占めるということです。
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