アメリカの財務省は7日、『G7の発展と経済政策の協調』と題する報告書を発表しました。その中でアメリカは、中国、インド、ブラジルなどのような実力のある発展途上国をG7に入れようと呼びかけました。
報告書によりますと、世界の経済のアンバランスは、これから20年間G7が直面するもっとも重要な問題です。G7のメンバー国(アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本)のGDP総額は、世界総額の40%を占めているものの、G7のメンバー国の地位は以前ほど重要ではなくなりました。新しく台頭してきた市場経済の国が増えるにしたがって、このような国こそは経済のアンバランスを解決するより重要なメンバーとなります。
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