2006年度中国・アメリカによる北太平洋合同編隊巡視活動がこのほど順調に終了しました。
巡航に参加する2隻の中国船が6月24日、それぞれ上海と煙台から出航し、北太平洋へ赴き、7月9日にアメリカ沿岸警備艇「ラッシュ」号と合流しました。中国は、5年続けて、この活動に参加しています。
北太平洋海域での不法漁業を取り締まるため、中・米政府は1993年に覚書に調印し、毎年、人員を派遣して、アメリカ沿岸警備隊と合同巡視活動を行うと約束しました。2002年から、中国は毎年1、2隻の船を派遣し巡航に参加し、北太平洋公海での中国船の検査を担当しています。
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