山東省の水族館「蓬莱海洋極地世界」で、飼育されているゾウアザラシ1頭がボールを誤飲し、現在危険な状態ということです。同施設は、北京動物園から獣医2人、現地から医師1人を招いて手術を試みました。しかし、ゾウアザラシの食道は1.6ー1.8メートルと人間より遥かに長く、内視鏡手術に使う適当なサイズの鉗子(はさむための器具)がないため、手術は失敗しました。施設側は、ゾウアザラシの命を救うため、動物用の鉗子を全国から募集中です。(編集UM)
「人民網日本語版」