民用航空総局と香港特別行政区政府経済発展労工局は23日、大陸部と香港間の航空運輸に関する新しい措置を打ち出しました。これにより、両地域の空の便の市場開放がさらに促されます。民用航空総局が3日明かした情報として、中国新聞社が伝えました。
新措置により、大陸部?香港間を結ぶ航空便の大陸側発着地が、新たに11カ所増やされます。これにより、香港への便が発着する大陸部の都市は56市に増え、主要都市がほぼ網羅される形です。
■新発着地は次のとおり。
海拉爾(ハイラル、内モンゴル自治区)
延吉(吉林省)
佳木斯(チャムス、黒竜江省)
斉斉哈爾(チチハル、黒竜江省)
牡丹江(黒竜江省)
威海(山東省)
西双版納(シーサパンナ、雲南省)
拉薩(ラサ、西蔵自治区)
喀什(カシュガル、新疆ウイグル自治区)
銀川(寧夏回族自治区)
宜昌(湖北省)
新措置では、運輸量の規制も緩和されます。旅客運輸では、今冬から来夏にかけ、35本の航空路線で段階的に規制を緩め、便数や機型の制限がなくなります。一部の制限対象となる空港でも、運輸量を引き上げます。貨物運輸では、北京と上海を除く各路線で、来夏から来秋にかけて運輸量規制を撤廃します。北京、上海両空港の運輸量も引き上げられます。
このほか、各路線に参入する輸送業者の数も拡大。来夏から来秋にかけ、指定輸送業者を全路線で現在の2社から3、4社に増やします。
「人民網日本語版」より
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