映画『可可西里(ココシリ)』が、ドキュメンタリー映画『我和蔵羚羊』を剽窃(盗作)したものではないかという疑惑が持ち上がり1年が経とうとしています。6月30日、両監督が朝陽裁判所第三法廷で審問を受けました。
30日午前9時、原告の劉宇軍監督と被告の陸川監督は、それぞれ弁護士とともに法廷入りしました。原告の起訴内容によると、2004年に陸川被告が発表した映画『可可西里』は、原告のドキュメンタリー作品『我和蔵羚羊』を剽窃したもので、ストーリーや構図、登場人物の会話などが非常に似通っているということです。著作権法の規定により、シーン全体の10%を盗作部分と見なしています。原告側は、証拠として作品のビデオテープやスチール写真、原告の著作権証明書などを提供しました。
これに対して被告側は反論し、両者の言い分は平行線をたどったまま休廷となりました。(編集者YS)
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