中国内陸では最大の淡水湖であるボストン湖の水質"塩化"を阻止するため、この湖のある新疆ウイグル自治区は関連のプロジェクト相次いで実施し、この湖の元の風景の回復に力を入れています。

　ボストン湖の水域面積は1000平方キロですが、ここ数年の観測により、水質の塩化が進んでいることがわかりました。その理由としてこの湖に流れ込む河川流域からの農業的排水、工業廃水と日常生活から生まれる汚水が、湖の水質を汚染していることがあげられます。

　そこで、新疆ウイグル自治区の関係部門は、、工業汚水と都市部からの汚水の処理、耕地からの排水の総合的処理、そして水辺の田畑を壊して水域面積を拡大するなどのプロジェクトを相次いで実施しています。