第9回上海国際映画祭では24日、「アジア新人賞」の最優秀作品賞が発表され、ベトナムのブイ・タクチュエン (裴碩専)監督の作品『リビング・イン・フィア(Living in Fear)』が受賞しました。
映画祭の審査員は、ベトナム戦争を経験した元兵士の生活を描いたこの作品は、庶民の生活の圧力と不安を通じて、ベトナム人の心に残された戦争の傷跡を表し、非常に衝撃力のあるものだと評価しました。
上海国際映画祭は1993年から始まっており、年に1回行われています。その「アジア新人賞」は、アジアの監督を奨励するため、2004年に設立されたものです。
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