澳門(マカオ)日報によると、経済貿易緊密化協定 (CEPA) により中国大陸部からマカオへの個人旅行が解禁された2003年7月下旬以降、対象都市は大陸部の44都市に広がった。2006年上半期までに、個人旅行でマカオを訪れた大陸部の観光客は、のべ1105万人にのぼる。マカオで290億元にのぼる観光収入をもたらした。
個人旅行の解禁以来、マカオ市内のいたるところで、大陸部からの観光客を見かけ、町中の消費を潤している。統計局の大陸旅行者の1人当たり平均消費のデータによると、個人旅行の実施以来、個人旅行者がマカオで消費した金額だけで289億1100万元以上に上るという。
個人旅行解禁政策により、大陸の旅行者が自由にマカオを出入りできるようになったため、日帰りでマカオを訪れる旅行者も多数に上る。大陸部からの旅行者が全員日帰りしたとして計算した場合、マカオでの累計消費額は88億6860万元以上になる。全員が宿泊を選んだとして計算した場合、累計で385億7286万元以上を「落とした」ことになる。
「人民網日本語版」
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