アジア相互協力信頼措置会議加盟国第2回指導者会議が17日カザフスタンのアルマトイで開かれました。中国の胡錦涛国家主席はこの会議に出席し、重要な講演を行ないました。

　この中で、胡錦涛国家主席は、アジア相互協力信頼措置会議フォーラムがアジアの安全保障と協力を討議し、異なる文明間の対話を促進し、加盟国間の相互理解や信頼をを強化する面で果した役割を高く評価し、「アジアの事を立派に行なうには、やはりアジア各国と各国の人民の団結と協力に頼るべきである。中国は、平和発展の道を断固変わることなく歩み、すべてのアジア諸国と共に、恒久的な平和と共同繁栄を持つアジアを構築していきたい」と述べました。

　この日、会議はまた宣言を発表し、国連憲章の宗旨と原則を堅持することを強調すると共に、協力を強化し、テロ取締りや大量破壊兵器の拡散防止、越境犯罪や麻薬の取締り、経済貿易、エネルギー、交通、通信などインフラ施設の整備などの分野での協力を強め、異なる文明間の対話を促進し、地域衝突を防止するようアジア諸国に呼びかけています。