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アメリカのライス国務長官は31日、国務省で記者会見し、「イランが『完全かつ検証可能』な形でウラン濃縮などの核開発活動を停止すれば、アメリカは、イランと欧州連合(EU)を代表するイギリス、フランス、ドイツ3カ国との交渉に参加する」と表明しました。
ライス国務長官はまた、イランの核開発放棄を前提に、アメリカとイランとの関係を改善する意向を示しました。
ブッシュ大統領も31日、外交ルートによるイラン核問題の解決を改めて強調し、「アメリカは、イラン核問題の解決で『主導的な立場』を取っていく」と述べました。
同じ日、EUのソラナ事務局長は声明を発表し、「アメリカがイランとの直接交渉に加わることは、イラン核問題の解決に最も強くて積極的なシグナルを伝えた」と述べ、アメリカのこの決定に賞賛の意を示しました。
IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長も、アメリカがイランとの直接交渉に参加することを評価しました。エルバラダイ事務局長は、「アメリカを含む関係各側が共に努力し、交渉を通して、イラン核問題の全面的解決案を見出すことを希望する」とした上で、EUやアメリカとの交渉の条件に応じて、ウラン濃縮活動を停止するようイランに呼びかけました。
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