2日間の日程で開かれる中国・アラブ諸国協力フォーラム第2回閣僚級会議が31日午後、北京で開幕しました。この会議が中国で開かれたのは初めてです。

　この会議には、中国や22のアラブ諸国からの外相や代表及びアラブ連盟のムーサ事務局長が出席しています。今回の会議は、中国とアラブ諸国の新しいパートナー関係の確立を議題とし、今後2年間のフォーラムの重点的な協力分野と協力プロジェクトを討議し、次の段階のフォーラム整備の具体的な目標と任務を決めることになっています。会議では、共同コミュニケや一連の文書が調印されるとのことです。

　中国・アラブ諸国協力フォーラムは2004年1月、中国の胡錦涛国家主席がエジプトを訪問した時、その設置を発表したもので、この年の9月、カイロで中国・アラブ諸国協力フォーラム第１回閣僚級会議が開かれました。