北京音楽放送と女子12楽坊の共同主催による5周年演奏会が6月16日と17日の両日、北京展覧館劇場で上演されます。全世界で中国民俗音楽ブームを巻き起こした女子12楽坊は今回、これまでのおなじみの名曲を改めて披露することになります。

　女子12楽坊の北京公演は、年に1度しかないため、今回の5周年演奏会は重要な意義を持っています。またグループ結成5周年を記念して、ニューアルバム『美麗的能量経典珍蔵系列専輯（美しいエネルギー名曲収蔵シリーズアルバム）』もリリースされました。そして、最も注目を集めているのは、女子12楽坊メンバーが彫りこまれた金貨です。現在、金貨のデザインは、既に完成し、限定100セットでまもなく発売される予定です。また、アルバム『美麗的能量経典珍蔵系列専輯』の『中国篇』と『日本篇』もすでにリースされました。

　女子12楽坊は、2001年6月に成立したグループで、民俗音楽と現代ポップ音楽と融合させた独特の楽曲で注目を集めました。中国だけでなく、世界各国の名曲をカバーすることでも知られています。女子12楽坊はたった5年間で、日本を始め、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカの人々を魅了しました。2004年だけで58回の演奏会を行い、来場者数は延べ15万人。北米、アジアでリリースしたアルバムの売り上げは合わせて500万枚を越えています。国際舞台で活躍している女子12楽坊はすでに、中国文化の「顔」ともいえるでしょう。