中国外務省の劉建超報道官は30日北京で行われた記者会見で「中国は、まもなく開かれるイラン核問題に関する6カ国外相会議が進展を得ることを希望する」と述べました。
安保理の常任理事国5カ国とドイツの外相が参加する6カ国外相会議は、6月1日にウィーンで行われます。そして、中国の戴秉国外務次官も今回の会議に出席します。
劉建超報道官は「中国は、イギリス、フランスとドイツ3ヵ国がイラン核問題解決の新提案の提出のために尽くした努力を高く評価する。この新提案が核拡散防止を促進すると共に、核の平和利用に対するイランの意向に十分配慮することを希望する」と語りました。
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