席上、呉邦国委員長は両国関係及び両国議会間の交流と往来を高く評価しました。ロシア議会との協力に触れた際、呉邦国委員長は「双方が立法面と監督面での役割を発揮し、両国関係にかかわる法律と法規を速やかに改正すると同時に、経済貿易分野の大型協力プロジェクトを積極的に推し進めていくべきだ。このほか、双方は立法や文化などの分野における交流を強化し、また、国際的、及び地域的な議会組織における協調と協力を強めていくべきである」と述べました。

　これに対して、グリズロフ議長は「ロシアにとって、中国は最大の隣国かつ重要な隣国である。それは中国にとっても同じだと思う。そのため、両国関係を発展させ、双方の議会間の協力を強化することは、両国国民の共通した利益にも合致する」と語りました。