このほど行われた「2006中国携帯電話産業発展フォーラム」で、中国が輸出した2億5千万台の携帯電話のうち、95%は外資系企業の生産したものだということが分かりました。
フォーラムで、商務省研究院の陳文静副院長と国務院発展研究センターの程秀生局長は中国の携帯電話の輸出産業が直面している厳しい状況について憂慮を示しました。陳副院長は、「国産携帯電話の技術革新能力は依然として足りないし、供給ネットワークが整っておらず、輸出は主に加工貿易に頼っている。この状況は短期間では大きく変えられないだろう」と語りました。また、程局長は、「政府は一連の措置を講じて国産携帯電話企業に必要な支援を提供し、市場シェアを保っていく」と語りました。(05/23 新華ネットより 訳:劉叡琳)
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