中国の胡錦涛国家主席とパキスタンのムシャラフ大統領は21日、両国の国交樹立55周年にちなんで祝電を交換しました。
胡錦涛主席はその祝電で、「中国とパキスタンの国交樹立55年来、双方は平和共存の五原則を踏まえ、全面的な友情を確立し、協力を行ってきた。これは両国国民に実際の利益をもたらすと同時に、この地域や世界の平和、安定と発展にも積極的な貢献となっている。中国とパキスタンとの関係は発展途上国間の関係、周辺諸国との関係における見本だと言える。中国は、戦略的な高度と長期的な角度から両国関係を処理し、パキスタンと共に、新しい世紀における両国の戦略的パートナーシップの麗しい未来を作り上げていきたい」と述べています。
ムシャラフ大統領は祝電の、「パキスタンと中国両国の国民の間には千年にわたる密接な交流がある。国交樹立55年来、両国の友情は時の試練を経てきた。パキスタンは中国と共に、両国関係の発展を推し進めていく」と述べています。
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