中日双方は、中日関係の未来を担う高校生を中心とする青少年の交流の重要性を認識し、「中日21世紀交流事業」を実施することにしました。今日午後、この事業のスタートとして、中国の高校生短期代表団第一陣200人が北京を立って、日本に向かいました。
日本滞在中、中国の高校生は日本外務省を訪問したり、日中関係に関するセミナーに参加したりしますが、また、千葉、茨城、三重、滋賀県を訪れ、現地の高校における合同授業や部活動などにも参加することになっています。それに、日本の高校の生徒宅でホームスティをし、じっくりと日本社会を見て回ります。
日本外務省によりますと、今回の訪日代表団を含み、夏から来年にかけて合わせて6陣の中国高校生代表団を日本に迎え、交流を実施する予定となっています。
この事業の実施により、日中の青少年間の相互理解が深まり、日中両国関係の強固な礎を築いていくことが期待されているということです。(国清)
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