国際赤十字委員会は12日、本部のジュネーブで、厳しい声明を発表しました。その中で、アメリカに秘密裏に拘束されたテロ容疑者への見舞いが拒否状態が継続している、とアメリカ政府を非難しました。
さらに、声明は、「拘束の理由がいくら十分であっても、アメリカはその場所を隠したり、拘束を否定したりする権利はない」と指摘した上で、「今後の最優先の仕事として、国際赤十字委員会はこれら容疑者を探しだすルートを探り続けていく」という強い構えを示しました。