中国商務省研究院の研究報告によりますと、過去11年間、中国の日本に対する貿易依頼度は絶えず下がっているのに対し、逆に日本の中国に対する依頼度は上がっていることが分かりました。
この報告は中日農産物の貿易摩擦交渉にも参加した商務省研究院の金柏松研究員が書いたものです。金研究員は報告で「中国市場が日本経済にとって重要性が日増しに上昇している一方、日本市場の中国に対する重要性は大幅に下落している」と書いています。
金研究員はデータで立証しました。2005年の中日貿易の中国貿易における割合は1994年の24%から13%まで下がり、主な貿易パートナーとしての日本の順位も下がっています。これに対し、中国はアメリカに取って代わって、日本の最大な貿易パートナーとなり、日本経済における役割がますます大きくなっています。
予測によりますと、2030年、日本の高齢者は33%になり、2010年以降、日本経済は労働力不足の影響を受け、成長スピードが遅くなります。この点で人口の多い中国は日本と相互補完性を持っており、日本の労働力不足問題を解決できるだろうと見られています。( 05/11 新華ネットより 訳:劉叡琳)
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