中国外務省の劉建超報道官は10日北京で、「中国政府は『国は人権を尊重し保障する』という憲法の原則にのっとって、人権事業を全面的に推進し、国際的人権条約が定めた義務を真剣に履行していく」と述べました。
これは国連総会が9日、新設の国連人権理事会の理事国選挙を行い、中国が理事会に入ったことを受けて述べたもので、劉建超報道官は、「中国は他の理事国と共に、理事会が各国および地域の歴史、文化と宗教的背景を尊重し、異なる文明、文化と宗教間の対話を促し、公民の政治的権利、経済的権利、社会的権利と文化的権利を同等に重視し、公正かつ客観的な方式で人権問題を処理し、世界の人権事業の進歩促進に寄与していく」と語りました。
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