4月26日午後、映画『戦神再現』についての記者会見が北京で行われ、主演俳優の黄聖依(ホァン・シェンイー)、黄子華(ウォン・ジーワー)などがこれに出席しました。
『カンフーハッスル』のヒロインとして、清純派のイメージで売り出した黄聖依でしたが、報道によりますと、事務所の許可を得ないまま写真集を出版し、これが彼女のイメージを裏切るセクシーな内容だったため、当然のことながら星輝とは軋轢が生じました。『カンフーハッスル』の出演で名を知られた女優は今回、『戦神再現』で主役を演じ、伊賀流の後継者「霊」を演じました。『カンフーハッスル』では、聴覚障害をもつものの、淑やかな女の子という役を演じ、彼女はこれを通じて、躍動的な一面を見せました。撮影中、すべてのアクションは彼女自身が完成させたもので、中には、白田久子が演じた甲賀流の忍者「香」との衝撃シーンもあります。
香港でのコメディアンの王様と称えられる黄子華はその演技が高く評価されていますが、コメディアンのイメージが強すぎて、その枠から抜け出せないという評判もありました。この『戦神再現』で、黄子華は、才能がありながら、認められない音楽家を演じました。この役は、世間を変えられる秘密を守っているので、伊賀流と甲賀流に狙われていたのです。
この作品で黄子華はそれまでのイメージ的に一変させ、「コメディアンの王様」という風格を捨てて、説得力のある役を演じました。
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