第一回「台湾香港フォーラム」が19日、香港で開かれました。今回のフォーラムのテーマは、台湾と香港が投資、金融管理、観光などの面での交流を深めることです。
国民党の江丙坤副主席はフォーラムで講演し、「大陸の改革開放政策によって、海峡両岸と香港との経済貿易に、三方がともに栄える局面が現れていると述べました。ここ数年、台湾当局は両岸の経済貿易活動に制限をかけているものの、『大陸と香港のより密接な経済貿易関係の設立に関する行動案』の実施に伴い、台湾のビジネスマンが香港を通して大陸市場に進出することが日増しに増えている。香港が果たしている仲介の役割はさらに明確になっている」と述べました。
フォーラムの出席者からは、また、「台湾企業は大陸のコスト面での優位性を利用して生産基地を作り、また、国際資本市場としての香港の優位性を利用して資金を集めることができる。一方で、大陸の市場は台湾と香港の企業が国際的大手企業となり、新しい産業を開拓する絶好のチャンスを提供することができる。海峡両岸と香港が経済貿易面での交流と協力を強化すれば、三方がともに栄えることになる」という意見が相次ぎました。(04/20)
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