アメリカの二大知恵バンクと呼ばれている戦略国際問題研究センターと、国際経済研究所は11日、『中国:決算表』と言う本を共同で出版しました。この本は、中国の発展、及びそれがアメリカにもたらす影響を理性的で、全面的に考えるようアメリカの政策決定者と国民に呼びかけています。
この本は「中米両国の共通の利益の分野は双方の利益衝突の分野より、もっと幅広く、重要だ。現在、両国の建設的な関係発展はよいチャンスに恵まれているだけでなく、十分な理由もある。中国の振興はアメリカにとって、チャレンジである一方、チャンスでもある。賢明で、効果的な対中政策を策定するため、アメリカの政策決定者と国民は中国の発展及びそれがアメリカにもたらす影響を真面目で、客観的かつ全面的に理解すべきだ」と述べています。
この本は「共通の利益を実現し、対立のリスクを減少するには、観念を大きく転換させる必要がある。このため、双方は両国関係における問題の解決に一段と努力すると同時に相互信頼関係を絶えず深めていくべきである」と述べています。
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