現在撮影中の中国1930年代の人気歌手・周璇の一代記となる映画『周璇』が注目を集めています。プロデューサーの呂軍さんは、このほど撮影が一時停止するとのうわさを否定したほか、「主演の香港女優・張柏芝(セシリア・チャン)本人による歌の出演が予定されている」と明らかにしました。
資金不足で撮影を一時停止せざるを得なかったといううわさについて、呂軍さんは「今も計画通りに撮影が進められている。計画以上に短期間で完成する可能性もある」と語りました。
一方、周璇の次男である周偉は「母親のイメージに合わない」と張柏芝(セシリア・チャン)の出演に不満を持っています。これについて、呂軍さんは「撮影開始当初、息子さんとしての気持ちを十分理解したうえで、脚本に修正を加えた。これからも、息子さんの意見や家族が提供してくれるネタを参考していく。たとえば、周璇が幼いころ男装して芝居をしたというエピソードは脚本に書き入れるつもりだ」と話しました。
張柏芝(セシリア・チャン)のハスキーボイスが周璇の甘い歌声とずいぶん感じが違うため、張柏芝(セシリア・チャン)本人が歌の出演ができるかについて関心が高まっていますが、呂軍さんは「レコーディングにはかなり時間がかかりそうだから、余裕があれば、張柏芝(セシリア・チャン)本人が歌うことも可能である。ハスキーボイスには違う味わいがあって、新たな試みといえるかもしれない」と示しました。(04/07)
(編集:コオリ・ミン)
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