北京は東郊外にある通州区で、45もの古代の陵墓がこのほど発見されました。
これまで専門チームがそのうちの12の陵墓を発掘しており、中には屈肢葬(死体の四肢を曲げての埋葬法)がはじめて発見されました。
大まかな調査によりますと、これらの古代の陵墓はいずれも明・清、そして遼と金の時代のものだということです。
三人が合葬してある墓の内部では、不思議な形にされた死骸が見つかり、この死骸は両手を胸に当て、両足を縛って胸まで上げられており、母体の子宮内の胎児の形と似ています。専門家によりますと、春秋戦国時代、秦の国ではこのような屈肢葬の風習があり、人が死ぬと、布で下肢を上に曲げて縛り、棺に入れて葬ったということで、この「屈肢葬」が通州区で発見されたのは今回が初めてです。
(翻訳:周莉)
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