中国の胡錦涛国家主席は21日午後、北京で中国を訪問中のロシアのプーチン大統領と会談しました。両国の首脳は中ロ戦略協力パートナー関係の強化を全面的に討議し、共に関心を持つ重大な国際問題や地域問題について意見を交換することになっています。
胡錦涛国家主席は、会談の中で、「プーチン大統領の今回の中国訪問、特に『国家年』活動の開催は、中ロ両国民の間の理解と友情を増やし、中ロ戦略協力パートナー関係を深めるに違いない」と表明しました。
これに対し、プーチン大統領は、「中国が『ロシア年』を行うことは、ロ中両国関係の発展が比較的に高いレベルに達していることを示しているばかりでなく、両国関係の未来の発展のためにしっかりとした基盤を打ち固めた」と示しました。
報道によりますと、両国の首脳はまた中ロ石油パイプ建設の問題について討議します。この他、両国は共同声明を発表し、一連の協力文書に調印することになりました。
プーチン大統領は当日の午前北京に到着し、中国に対する公式訪問を開始したものです。プーチン大統領の今回の訪問は、中国が「ロシア年」を行う時に行われたもので、また、プーチン大統領が2000年3月に大統領に再選された後、4回目の中国訪問でもあります。
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