モロッコのモハメド国王6世は20日、西サハラの主要都市ラアユーン入りし、帰属問題で争議あるこの地区での5日間にわたる訪問を始めました。
これは、モロッコ国王の2002年以来の西サハラに対する初めての訪問ですが、モロッコ側は今回訪問の詳細につ いては明らかにしていません。
これを受けてポリサリオ戦線(西サハラ解放人民戦線)は同日、「モロッコ国王の西サハラ訪問は双方の停戦協定に違反しているおり、これは地域の安全を脅かす挑発的行動だ。モロッコ政府はこれによて生じたすべての結果に対して責任を負わなければならない」との公告を発表しました。
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