3月20日はアメリカが発動したイラク戦争3周年ですが、フランスとブルガリアの新聞は当日相次いで記事を掲載し、この特殊な日を記念し、文章を載せています。
フランスの新聞「フィガロ」はその文章で、「アメリカのブッシュ大統領はイラクという泥沼に深くはまり込み抜け出せないでいる。彼が直面しているのは2つの戦闘であり、一つは、イラクでのテロリズム取締りと大衆的なゲリラ戦への対応である。もう一つは、アメリカ国内で、そのイラク政策がますます強い質疑に合い反対されていることだ」と述べています。
フランスの新聞「リベラシオン」は、「イラク戦争は民心を得られないでいる。当初イラクへの戦争を起こした理由は、サダム・フセイン政権が大量破壊兵器をもつというものだったが、結果、字際には存在しなかった。ホワイトハウスは『戦争は中東地区における民主化推進を実現させるためだ』という別の理由からイラク戦争を弁護しているが、この政策も明らかに失敗した。そしてホワイトハウスまた『イラクでの流血を制止する』という3つ目の理由をつけている」と報道しています。
ブルガリアの新聞「トルッド」は、「専門家が予測した通り、アメリカ人は戦争に勝ったものの、平和には負けた」としています。
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