ブルガリアのパルバノフ大統領は18日、東欧南部諸国内政大臣の非公式会合で、国際テロリズム、組織的犯罪それに腐敗取締りの面で協力を強化するよう呼びかけました。
東欧諸国内政大臣の初めての非公式会合はブルガリアの有名な観光地・バルナで開かれました。
その開幕式で挨拶に立ったパルバノフ大統領は「ここ数年、テロリズムと組織的犯罪は東欧南部諸国の中で相互に連係していることが明らかになりつつある。また、腐敗問題は東欧諸国の国家イメージをダウンさせる主な要素だと言える」と指摘しました。その後、パルバノフ大統領は「東欧地区の安全対策はこの地区の国家と国民が共同で取り組むことが必要であり、この地区に現代的で、かつこの地区の状況に適した独自の安全システムを確立すべきだ」と強調しました。
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