世界のプロ棋士が戦う第6回春蘭杯世界選手権は、13日北京で第2回戦が行われた。中国から出場した棋士8人のうち、6人がベスト8入りした。ベスト8の残りの2人は、韓国の李昌鎬九段と李世石九段。日本勢はすべて敗退した。春蘭杯・世界プロ囲碁選手権戦は中国囲碁協会主催で、1998年に創設された国際棋戦。中国、日本、韓国、台湾、米国、欧州の24選手がトーナメント方式で戦う。
2回戦の中でも注目を集めたのは陳耀燁(中国)と李昌鎬、羅洗河(中国)と李世石の対局。しかし陳、羅ともに力を出し切れず、惜しくも敗れた。
このほかの対戦成績は次のとおり。
常昊九段(中国)が結城聡九段(日本)に146手白番中押し勝ち
古力七段(中国)が河野臨八段(日本)に白番中し押勝ち
謝赫六段(中国)が羽根直樹九段(日本)に黒番1目半勝ち
胡耀宇八段(中国)が依田紀基九段(日本)に白番中押勝ち
彭セン(くさかんむりに全)六段(中国)が高根台四段(韓国)に勝利
周鶴洋九段(中国)が趙治勲九段(韓国)に171手黒版中押し勝ち
第2段階の試合(準々決勝、準決勝)は今年9月に行われる予定。決勝戦と3位決定戦は、2007年4月にそれぞれ三番勝負で戦われる。(編集YS)
「人民網日本語版」
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