パレスチナ・イスラム原理主義組織ハマスとPLO・パレスチナ解放機構の旧主流であるファタハは9日二回目の会談を行いましたが、連立政権樹立の問題では一致に達することはできませんでした。
パレスチナ評議会のファタハのアッザム代表は会談後記者団に、ファタハとハマスの連立政権樹立に関する政治綱領にははっきりした相違がある。ファタハは、パレスチナ基本法が認可した独立宣言を承認し、またPLOとイスラエルとの平和協議を遵守するようハマスにはっきりと求めた」と述べました。
一方、ハマスの代表は、「会談はハマスとファハタの関連問題における理解を深め、双方の食い違いを少なくした」と述べた後、新政府の組閣活動をいち早く終了させるとのハマスの姿勢を表明しました。
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