イスラエルのオルメルト首相代行は5日夜声明を発表し、「建設している分離フェンスは、イスラエルにとって永久的な国境線ではない」と述べました。
オルメルト首相代行はその声明の中で、「イスラエルの最終的国境線は国家の利益によって決められる。今後の和平プロセスがどのように進展を遂げるかにかかわらず、イスラエルは引き続き、大規模なユダヤ人の入植地やエルサレム周辺地区及びイスラエルの安全にとって極めて重要な地区を支配していく」と述べました。
一方、前進党の幹部は5日朝、「もし、前進党が、まもなく行われる総選挙で勝利を勝ち取った場合、一部のヨルダン川西岸地区のユダヤ入植地で一方的に撤去計画を実施するが、イスラエル軍は、引き続きこれらの撤去地区に駐留することを明らかにしました。
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