海外の華僑・華人は2月28日、声明や談話を発表し、陳水扁氏が『国家統一委員会』の運行と『国家統一綱領』の実施終止を決めたことを非難すると共に、「陳水扁氏のこのやり方は歴史発展の趨勢に背き、台湾同胞の根本的な利益を損なっている」としています。
欧州中国平和統一促進会は声明を発表し、「陳水扁氏のこのやり方は、国際社会も普遍的に堅持している1つの中国という原則に対する重大な挑発である。これは、去年から両岸関係で現れた平和と安定、発展の良好的な傾向を破壊したばかりでなく、台湾同胞の根本的な利益をも大きく損なった」と指摘しました。また、アメリカワシントン地区の華僑・華人の社会団体の責任者は記者会見で、「陳水扁氏の言動は、その『台湾独立』の本性を暴露した」と非難しています。
それから、日本やペルー、フランスなどの国に在住している華僑・華人もそれぞれ声明を発表し、陳水扁氏が『国家統一委員会』の運行と『国家統一綱領』の実施の終止を決めたことを非難しました。
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