コンゴ民主共和国のジョゼフ・カビラ大統領は18日、新憲法の発効を宣言しました。これにより、コンゴ民主共和国は今年40年ぶりの民主的選挙を行うことになります。
カビラ大統領は18日、首都キンシャサで行われた新憲法調印式に出席し、新憲法の発効を宣言しましたが、これにより、コンゴ民主共和国議会は、大統領選挙実施に関する法的準備として、選挙法の可否に対する投票をいち早く実施することができます。
カビラ大統領はその際、「当面、大統領選の順調な実施がなによりも大事だ」とした上で、一致団結して、戦乱を起こさないよう国民に呼びかけました。
コンゴ民主共和国の議会選挙と大統領選挙は、今年の6月30日に予定されていましたが、法的準備が完了せず、また戦乱よるインフラ破壊などもあることから、人々は上半期での選挙実施に疑問を抱いていたということです。
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