現地時間2月13日、トリノオリンピックのフィギュアスケート・ペア部門ではフリーが行われました。中国代表が銀、銅メダルを獲得、3組すべてが4位以内に入り、これまで欧米選手が上位を独占していたフィギュアスケートではかつてない好成績を挙げました。
ショートプログラム2位だった張丹、張昊組は最後に出場しました。競技開始直後、張丹選手が転倒、怪我をするハプニングがあったものの、二人は演技を続け、結局個人最高成績で、冬季五輪のフィギュアスケートでは中国初めての銀メダルを獲得しました。
世界チャンピオンの申雪・趙宏博組は、趙宏博選手がアキレス腱の怪我をしてから間もないにもかかわらず、前回に続き冬季五輪2枚目の銅メダルを取りました。
そして、ホウ清・トウ健組も個人最高成績で、4位に入りました。
世界選手権2連覇中のタチアナ・トトミアニナ、マキシム・マリニン組(ロシア)が圧倒的な強さで金メダルを獲得。ロシア勢は、旧ソ連時代から通算12連覇を果たしました。
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