イラクのフセイン元大統領の弁護士団のドゥレイミ弁護士は12日、この日発表した「フセイン元大統領及び共に裁判を受けるイラクの元政府高官が13日からハンストを始める」という声明を撤回しました。

　ドゥレイミ弁護士は、「確認した結果、フセイン元大統領は少なくとも13日にハンストするつもりがないことがほとんど肯定できる」と述べました。

　ドゥレイミ弁護士の助手も12日メディアに対し、「フセイン元大統領や7人の被告は13日からハンストを始め、『不法な裁判や被告に対する悪い待遇』に抗議する」と述べました。

　イラクの検察関係者は、フセイン容疑者が1982年ドゥジャイル村での暗殺を逃れた後地元の村民に報復し、143人を殺害したと訴えました。もし罪名が確定すれば、フセイン容疑者は死刑に処刑される可能性があるということです。