アメリカのライス国務長官は8日ワシントンで、イスラエルのオルメルト首相代行がパレスチナとの恒久的国境線を一方的に決定することに反対するとのアメリカの立場を表明しました。
これは、ライス国務長官がイスラエル外相との合同記者会見で述べたもので、さらに「恒久的国境線の画定は、1967年の中東戦争でイスラエルがアラブ諸国の領土を占領したとの結果を考えるべきだ」と述べ、「当面の情勢下で、人々は早めに行動をとるすべきでなく、これは最終的地位に関する交渉の内容である」と強調しました。