第10次五カ年計画(2001~05年)期間中、河北省では、域内総生産(GDP)が毎年成長する中で、省全体の水の年間使用量の増加幅は初めてマイナスに転じた。同計画実施前の水使用量は年間220億立方メートルだったが、同計画期間末期には200億立方メートルに減少した。
節水プロジェクトと制度の両面からの水使用の管理を強化した結果、第10次五カ年計画期間中、河北省での節水灌漑耕地の面積は新たに1194万畝(約79万6千ヘクタール)増え、総耕地面積の約40%を占めるようになった。農業用水の年間使用量は、第10次五カ年計画初期の160億立方メートルから現在の140億立方メートルまで減少した。工業生産額1万元あたりの水使用量は、第10次五カ年計画初期の47立方メートルから、同計画末期の36立方メートルに減り、一部の大企業では汚水のリサイクル利用で、排水の放出ゼロを実現した。(
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