今年の3月1日から、中国商務省は外資の商業企業投資審査許可権限のほとんどを、地方の商務部門にゆだねることになりました。
報道によりますと、商務省はこのほど通達を出し、今年の3月1日から外資の商業企業投資審査許可業務のほとんどを担当するよう各省クラスの商務部門と国家クラスの経済技術開発区に委託し、その中には、特殊商品とかかわらない卸売り企業と小売企業が含まれているとのことです。
WTO・世界貿易機関加盟後、中国は真剣に承諾を履行し、サービス貿易分野における外資投資に関する規定を完備し、この分野を外資の投資に次第に開放させるようにしています。今回、一部の分野における外資投資企業の審査許可権限を条件に適う省・市クラスの商務部門に委託することは、審査・許可の手続きを簡素化し、サービス貿易分野の外資投資に更に便宜を図ることを目的としています。
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