特定地域の政治的不安定による石油供給減少への懸念と関連製品価格の上昇を受け、30日、国際市場の原油価格が引き続き上がっています。そのうち、ニューヨーク市場では1バレルあたり68ドルを超え、去年8月末からの最高を記録しました。
30日、アメリカの一部石油精製施設の修理を受け、国際市場の原油価格が大幅に上昇しました。また、OPEC・石油輸出国機構の二番目の産油国イランが、核問題によって不安定化していることと、アフリカ最大の産油国ナイジェリアの石油生産がこのほど、破壊を受けたことなども、原油価格高騰の要因となっています。
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