アルジェリアのヘリルエネルギー工業相は29日、OPEC・石油輸出国機構はまもなく開催される閣僚級会議で、一日当たりの原油生産高を現在の2800万バレルという上限で維持すべきだとの考えを明らかにしました。
これはこの日、ヘリルエネルギー工業相がウィーンで述べたもので、今年3月8日に改めて開催される閣僚級会議までは、「OPECは現在の一日当たりの原油生産高を維持すべきだ」と強調し、3月以降は状況によって決めると述べました。
最近、OPECの主要国であるイランとナイジェリアの緊迫した情勢への懸念が、国際市場における原油価格の高騰を招いていると考えられています。これに対して、今月31日、ウィーンで開かれる閣僚級会議では現在の一日当たりの原油生産高を維持すると見込みです。
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