旧暦のお正月が春節を迎え、東南アジア諸国に居住している華僑や中国人らはこの民族的祝日を共に祝っており、タイ、カンボジアなどの国の政府高官も地元の華僑や中国人に祝意を表しました。
28日から、タイの多くの地方では、中国の春節を祝うイベントが行われ、タイ国家観光局はそのために1000万バーツ(25万ドル相当)の特別経費を拠出しました。29日のお正月初日から、中国政府が派遣した中国文化省代表団はバンコクのチャイナタウンで、獅子舞や、武術及び民族舞踊などの出し物を披露し、タイのシリントン王女とタクシン首相は現場で地元の華僑や中国系住民に新年の挨拶を発表することになります。
カンボジアでは、六つの獅子舞団体は28日宮殿とカンボジア駐在中国大使館を訪れ、獅子舞を披露して新年のお祝いを行いました。そして、フンセン首相を始めとする政府関係者も春節前、地元の中国語新聞紙を通して中国系住民に新春の挨拶を述べました。
フィリピンの首都マニラでは、マニラ市のアティエンザ市長より地元の華僑に新年の挨拶が送られるほか、チャイナタウンでは、様々な祝賀イベントが行われています。
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