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観測によると、長江河口で河水の流量が大幅に下降している。河口部にあたる上海附近の水域では、塩化ナトリウム(食塩)など塩素化合物の濃度が波動的に上昇している。春節(旧正月)休暇期間中、上海では今年最初のやや大規模な「咸潮」(海水の逆流現象)が発生する恐れがあるという。
関連部門は、上海には整った予報・警報システムや関連の対策マニュアルがあり、上海市民の生活用水に影響はないとしている。
咸潮は、河口部にみられる特有の水文現象。資料によると、長江流域では毎年冬季11月から翌年4月までが渇水期にあたり、海に流れ込む河水の量が減少する。これにより、東中国海から海水が長江に逆流する現象が起こりやすくなる。
上海水務局は、海水の逆流が春節期に重なるという特殊な状況に対し、すでに緊急対応マニュアルを準備している。上海には全市一括の上水道網システムが整備されているほか、1日当たりの水道水供給量1千トン余りのうち、80%が黄浦江(長江の支流)のもので、長江本流からの取水量はわずか20%であるため、逆流現象による市民生活への影響はないとしている。(編集YS)
「人民網日本語版」
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