パレスチナ評議会選挙は現地時間25日午前、ヨルダン川西岸地区とガザ地区で行われています。

　パレスチナ人はイスラム聖戦組織ジハードを除いて、その他の派別および独立候補者の中から、投票を通じて、評議会の132名の委員を選出します。

　規定に基づいて、これら132名の委員の50％は選挙に参加する各派が得票数の比率によってその候補者の中から推薦されるが、他の50％は各地区の選挙民によって、直接に選出されます。このため、一人の選挙民は自分の支持している政党と地元の候補者にそれぞれ投票しています。

　今回は1996年以来に行なわれた2回目のパレスチナ評議会選挙です。初めてこの選挙に参加するイスラム原理組織のハマスとパレスチナ解放組織の主流派ファタハは今回選挙の主要な競争相手となっています。