中国の温家宝首相は「中国はサウジアラビアと互いに投資希望をさらに拡大し、エネルギーやインフラ整備、情報通信などの分野における協力を強化するよう希望している」と表明しました。
これは、温家宝首相が24日北京でサウジアラビアのアブドラ国王と会見した際述べたものです。その際、温家宝首相は「中国は、両国の友好協力関係を全面的に推進していきたい。サウジアラビアは中国にとって、西アジアと北部アフリカにおける最大の貿易パートナーであり、現在、双方は経済急成長の時期において、それぞれの優位性を生かし、共同発展を図らなければならない」と述べました。
これに対して、アブドラ国王は「今回の訪問を通じて、私は、中国側の両国関係を推進したいという誠意をしみじみ感じている。サウジアラビアは中国と共に、政治や経済、貿易などの分野で互恵協力をさらに推進していきたい」と語りました。
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